2007年 12月 24日
メリークリスマス! |


さて、良い子の枕元に、参上するとしますか・・・。
12月25日追記
クリスマスについて
キリストの生誕を祝うクリスマスには、キリスト教以前の北部ヨーロッパの冬至の祭り「ユール」とローマの農耕の神サトゥルヌスの祭り「サトゥルナリア祭」、そしてミトラ教の太陽の祭りがとけこんでいます。お祝のしかたにも、キリスト教以前の習慣が取り込まれたため、地域によって異なる部分があります。また、宗派によってもクリスマスについての考え方やお祝いの習慣が異なります。クリスマスは冬至や新年と時期が近いため、冬至や新年の習俗(しきたり)がクリスマスに行われるようになったりもしました。日本で一般的に行われているクリスマスのお祝いのしかたは、英米からの影響、特に大東亜戦争後にアメリカから受けた影響が大きいようです。
魔物たちのこと
クリスマスの時期は、魔物や死者の霊が、夜、空中を飛びまわるとか、地上を駆け巡るといわれていました。また、恐ろしい狩人がたくさんお猟犬を引き連れて、魂を狩るともいわれました。イギリスでは「ワイルド・ハント」(荒々しい狩猟)といよばれ、悪霊となった狩人や悪魔が、火を吹く犬を連れて狩りをしていると言われました。他の国では「夜の狩人」「嵐の狩人」などと呼ばれ、夜、こうした者たちに出会うのはとても危険なことと恐れられました。ゲルマンの昔の神オーディーンやベルヒタ(ホレおばさん)などが死者の霊を引き連れて歩きまわるとも考えられました。
丸太のこと
イギリス、フランス、イタリアの一部、ドイツ、東欧の一部の国々では、ユールの丸太は、クリスマスの行事の中でもっとも重要なものでした。クリスマス・イブの夕暮れに、大きな丸太が家に運び込まれ、大きなまま炉にくべられました。木の種類は、オーク、トネリコ、果樹など地域によって違っていました。ユールの丸太には、豊穣と命の連続、それに魔よけの意味がありました。また、クリスマスに家に戻ってくる死者の霊を、部屋を暖かく明るくして迎え入れるという意味もありました。イングランドでは「ユールの丸太はお金で買ってはいけない。自分で切ってくるか、誰かにもらう」などのしきたりがありました。フランスのケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」は、暖炉を使う習慣がなくなりかけた頃に作られるようになったお菓子で、丸太をかたどっています。
クリスマスの飾り
イギリスでは、クリスマスに教会や家に常緑樹を飾りつけるのは、古くからの習慣でした。昔のヨーロッパの冬至の祭りでは、生命力の象徴として、また、夏に植物が茂って実りをもたらしてくれることを祈って、常緑樹の枝葉を飾りました。イギリスでは冬に実をつけるヒイラギ、ヤドリギ、ツタが飾りに使われました。ヒイラギは、魔女を近づけないようにするため、教会や家の近くに植えられました。
ロウソクのこと
イギリス、アイルランド、スカンジナビアでは、クリスマスに大きなユールのロウソクをともしました。赤や青、緑などの色がついていたり、ヒイラギの枝や、その他の常緑の枝で飾ることもありました。地方によっては、火をつけたり消したりするのは、家長、または家の最年長者の役目で、ほかの人がするのは縁起が悪いと言われました。燃え残りは、魔よけ、または豊穣のおまもりとして、大事に保管されることもありました。
クリスマスツリーについて
クリスマスツリーを飾る習慣は、日本には英米から入ってきました。クリスマスに常緑の枝葉を飾る習慣はイギリスなどでは古くからありましたが、飾りに使われたのはヒイラギ、ツタ、ヤドリギなどで、形も今のツリーとは違っていました。また、クリスマス・イブより前にそうした枝葉を飾るのは良くないとされることもありました。現在のようなツリーの形や、早い時期から飾っておく習慣は、ドイツからの影響によるもののようです。イギリスにはモミの木はもともとなかったため、現在でもツリーにはよく似た別の種類の木が使われることが多いようです。
サンタクロースのこと
クリスマスの時期にやってきて、贈り物をおいていくのが誰かということについては、宗派や地域によって違いがあります。サンタクロースという名前のもとになった聖ニコラスは、四世紀頃のミュラの司教で、貧しい三姉妹が結婚の持参金がなくて困っているのを気の毒に思い、夜の間にお金を家に投げ込んだところ、偶然、靴下や靴の中に入ったという伝説があります。けれど、聖ニコラスは司教の姿であらわされ、サンタクロスにつきもののトナカイや赤い服とは関係がありません。現在のサンタクロースのイメージは、アメリカ人クレメント・ムーアの、トナカイのそりでやってきて煙突を通り、袋からプレゼントを出して靴下の中に入れてい行くという内容の詩「クリスマスイブのできごと」や、その後の広告イラストなどの影響が大きいようです。
なぜ、クリスマスツリーをかざるの?
脚本・岩倉千春
絵・マリアジュンコ
発行・童心社
より抜粋して記載しました。
これは、図書館専用紙芝居です。
”なぜ”ということになると、伝統・祭り・魔除けなど複合的な要素がからんだ、どちらかというと、日本のお盆に近いような伝統的で季節的な行事かもしれませんね。
by jppapin2001
| 2007-12-24 22:10
| 雑感


