皇后美智子陛下、2010年10月20日76歳ののお誕生日おめでとうございます。 |
平城遷都1300年祭、東大寺、法華寺、鹿の角きり、元明天皇陵、光仁天皇陵、唐招提寺、薬師寺、室生寺、長谷寺と3日間でたくさんの場所をご訪問されました。
ちょうど3日目、帰りの電車に乗られる駅がpapin最寄ということで、兄と一緒に天皇皇后両陛下に手を振ろうとその時間に行きました。あいにくの天候で、傘をささなければならない程度の雨が降っていました。皆、待っていました。あと5分で到着の知らせを聞き、今か今かと待っていたら、車でお越しになられました。
何と陛下は、車の窓を開けておられます。
傘をさす程度の雨が降っているのに、窓を開け、笑顔で手を振って下さいました。
手前に座られる天皇陛下も、奥に座られた皇后陛下も、本当に穏やかな笑顔で手を振って下さいました。
沿道の人みなさんが喜んでおられました。
papinは、「この雨のなか、窓を開け、手を振ってくださった陛下」に感激し、ウルウルしてしまいました。
が、もっとすごい事をお聞きしました。
何と、両陛下、電車の中で座らずに、立って沿道の方に手を振っておられたそうです。
帰りは、わかるんです。
沿道に人が溢れていましたので(自治会などで情報がまわってきたから)。
行きは、全く情報がありませんでした。
なので、沿道に人はほとんどいなかったはずです。
ところが、行きも、天皇皇后両陛下は、電車内で立って手を振っておられたというのです!
papinそれを聞き、涙が溢れ出ました。
車は、ゆっくり走りますので、目で追えば陛下のご尊顔を拝す事は充分可能です。
しかし電車はスピードを落とさず走ります。しかも6両あるので、どこに陛下が乗られているかわからない場合が多く、近くで見れば見るほど、見逃しやすいのです。
せっかく手を振ってくれたのに、皆から見えなくては、申し訳ない。
そうならないために、陛下は電車の中で立って手を振っておられたのでしょう。
両陛下、76歳です。
公務3日間、ぎっしりスケジュールです。
しかも夜は、執務もあります。我々で言う出張先の夜まで内勤仕事です。
沿道にも人がびっしりです。
関係各位への挨拶やご配慮、ずっと気を使いっぱなしです。
車や訪問先の沿道ならまだしも、電車の移動中まで、立って手を振られるとは・・・
世界広しと言えど、
ここまで国家国民のことを気遣われる国家元首が天皇皇后両陛下のほかにいるだろうか!?
このような素晴らしい国家元首の日本国に生まれ育ち暮らすことを本当に嬉しく、そして誇りに思いました。
いつも国家国民の安泰を願われる天皇陛下を毎日少しだけでも思い、過ごしたいです。
本日お誕生日を迎えられた皇后陛下。
末永くお元気で、末永くお幸せに。