富士山本宮浅間大社 → 富士宮やきそば学会 (静岡県) |
静岡と言えば富士山。いつも新幹線の通過時に見えたら数十秒拝む程度。まあ1分くらいは見えるかな。でも今回は富士山の麓、富士宮市に行くチャンスに恵まれた。よーしこれは富士山拝むぞおおおおって意気込むも、全く見えない曇り空。ああ、ハードルたかしひろしやすしきよしおぼんこぼんなマウントフジ。というわけで富士山本宮浅間大社にお参り。
欠史八代説を唱えるものなら最初のくだりで、発狂ものか?
最近、神社をパワースポットとか呼んだりするのは、肯定はしないが否定もしない。親しみをもって神社に行くのは古来より日本人がしてきたことだから。しかし、神社に行く度にご利益を得ようと頼みごとばかりするパワースポットだーなんか自分にご利益やええ事ありますよーにーと、我が事ばかりの参拝をされる方は、この縁起をとくとお読みいただきたい箇所がある。
富士山が噴火し、人民が離散し国内が荒れ果てた
こういうのが、大抵そこに寺社仏閣が建つ理由である。古来我ら祖先は、人の力ではどうにもできないもの、天変地異や自然を畏れ、ご機嫌を損ねぬよう、おしずかにしていただくために神社を構え、奉り、お鎮まり頂いたというのがスタート地点。富士山も、噴火したらえらいことになるから、お鎮まり頂くため、浅間大社を設けたのだ(ですよね?)。だから本来的には、「お鎮まりを頂き、本当にありがとうございます。おかげさまで平穏無事暮せております。おおきにおおきに~いやほんと富士山の兄貴は最高っすよ!兄貴ほど高くてかっこいい山は無いっすよ!マジ最高っス♪」と奉るなだめすかすと「そうかい?そうだろ~♪」と富士山(神様)は、ご機嫌になられるわけです。ところが、「オッス!オラ来たよ!ご利益ちょうだい!頭良くして!彼女欲しいよ!お金持ちにしてよ!賽銭5円チャリーン、ヘイヘイヘイ♪」なんてチャライ煩悩我欲丸出しなお参りをすると、「おんどれ~怒っちゃうよ~ドッカーン!」と神様怒っちゃうから気を付けよう。
※あくまでpapinのイメージです。
毎秒3.6キロリットル!?
1秒間に3.6kl=3600リットル、1分間に216,000リットル!!!2リットルのペットボトルが108,000本!!!(ペットボトル2L水180円換算で1944万円分・・・・)ちょっとしたプール一杯分・・・・湧きすぎ、湧水し過ぎ!確かに、ここで見ていると大変穏やかなのですが、100mほど下って川になると、ゴーゴーとあばれ川になってた・・・危なくて遊べないレベル。そりゃこれだけ湧きゃそうなるわな・・・奈良にはこんなに水が湧いてるところないので、めっちゃ興奮します。
昔は、富士山に登る方は、ここでみそぎをなさって登られたとか。
こんだけ水量が多いと、みそぎ中に流された人とかおったんちゃうかな・・・
ピーク時は年間三十万人を超す人々が登られた富士山ですが、有料化されたからでしょうか、24万人に減っているとか。それでも20万人以上が登るなんて、すごい山だなぁ・・・。
駿河の国一之宮 富士山本宮浅間大社
富士山の八合目以上は、富士山本宮浅間大社の奥の宮であり、境内である。つまり、所有地となる。
papinは山登りはいたしませんが、なされる方は神域に入られているというご自覚を。
この麺と魚粉と豚の脂肪の脱脂を揚げたものを入れたのが富士宮焼きそばの定義だそうな。
富士宮やきそば学会 お宮横丁店
いつでも富士山が拝めるところに住むって、ほんとうらやましい~
静岡って、富士山があって、海の恵みがあって、日差しが強くって、素晴らしい県だなぁ~