瀞ホテル (カフェ 十津川村) |
瀞峡を借景にいただきまーす♪
ちなみに母屋は奈良県で、あちらの離れは和歌山県になります。
ヤバイヨ~ヤバイヨ!これはマジでヤバイよ!(出川哲郎の声で読んでください)
さすがのイッテQでも、ここは渡れないですよ。
僕が初めて瀞ホテルを見かけたのは、2012年1月。紀伊半島大水害に見舞われた南紀の地域を訪れ、瀞峡ジェット船で瀞峡めぐりをした際、瀞峡観光・田古乗船場から見上げた瀞ホテルが何とも格好良くって、いつか行ってみたいと思ったと同時に、こんな僻地で大きな被害を受け、無理だろうなぁ・・・と希望を打ち消した2年後、再開のニュース。さらに奥瀞道路が今年9月に開通と聞き、アクセス向上したのでツアー計画。念願成就に歓喜!
川の右は和歌山県
今いるのは奈良県
十津川村にありながら、三重県か和歌山県からでないとアクセスできないという奈良県秘境中の秘境・瀞ホテル。大正創業の宿は、現オーナーの御尊父が急逝なされ一旦閉鎖に。時代の流れもあり寂れに寂れていく、ここに平成23年の紀伊半島豪雨(https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/saitaishien/kiihantou/kiihantou-kirokushi.pdf ←近畿地方整備局の200pにわたるPDFが開きます。ものすごい災害でした)。この近辺は記録的な豪雨により川が増水・氾濫し壊滅的な打撃を受ける。瀞ホテルも豪雨に見舞われ、離れへ通ずる吊り橋が落ちたりと被害を受けたが、建物は全壊を免れる。宿が全盛の頃、木材運搬の要衝で筏師を止める宿として繁盛したそうだが、ここに来るには船で上ってくるしかないという絶海の孤島ならぬ陸の孤島。そんなところにいまだに駐在所と郵便局が健在するというのも不思議な光景。現オーナーさんご夫妻が修理・再開なさって、今はカフェ営業なさっています。昭和初期をそのままタイムスリップさせてきたような建物・家具調度品は懐かしさと温故知新を感じさせてくれます。丁寧に作られた建具の向こうには絶景瀞峡。そんな中で手作りのランチが楽しめる。もちろん喫茶利用もOKです。
三重県側からですと、北山村・おくとろを超えて行くルート。走りやすい道と対向困難・山道が混在しています。下北山村から169号~229号~169号で、だいたい40分弱で瀞ホテルに。瀞ホテルから湯の峰温泉まで28分でしたので、本宮町まで約30分。オーナー曰く、新宮まで約40分だそうです。和歌山県側からのアクセスが今のところベストですね。ドライブ好きな方やライダーさんオススメです。もしくは、瀞峡ジェット船でアクセスするのも良いかも!田古乗船場で一旦途中下車っていう手がありかどうかわかりませんが、おそらくできると思いますが・・・。
オーナーは、瀞ホテルをいつか再開できるように・・・と思っておられるようですが、近辺には湯の峰温泉・川湯温泉・わたらせ温泉・湯の口温泉・十津川温泉と湯量豊富な有名温泉地に事欠きませんので、なかなか激戦区になりますなぁ・・・。
絶景を取るか、温泉を取るか。
ちなみに瀞ホテルから瀞八丁を見たいな~と思うと、こちら瀞峡めぐり 川舟観光 かわせみになります。
さん・けん・きょう facebookのページ
瀞ホテル https://www.facebook.com/dorohotel.jp facebookから予約入れるってのも乙ですな~
〒647-1581 奈良県吉野郡十津川村大字神下田戸405
電話 07466-9-0003
喫茶時間 10:00~
食堂時間11:30~ 夕方まで
木曜定休