毎年GWは、先輩宅に遊びに行かせてもらうのが恒例となっております。今年も行ってきました。桜井~吉野町~川上村~上北山村~下北山村~熊野市と169号線をひたすら走ります。3~4時間かけて移動してくる人もいるので、当日は先輩宅についてバーベキューなどまったり。翌日は、先輩がいいところに連れて行ってくれます。今年は湯ノ口温泉へ。湯の山・湯の峰・湯の花などなど、湯ノと名乗る温泉地は多いです。湯の山は、同じ三重県でも菰野町と名古屋寄り。湯の峰は、お隣和歌山県本宮町ですぐ近く。湯の花は、京都の亀岡だったかな。
トロッコに乗って温泉に行くんですよ~湯ノ口発→静流荘行は、オレンジの車が牽引します。
静流荘→湯ノ口へは、グリーンの車が牽引します。
頻繁に走っているわけではないので、乗車希望の方は、時刻表を確認して現地に行きましょう♪
これに乗ります。けど行ったのは5月5日でした。日付変わってねーじゃん。ゆるいっすね。たまんねー
温泉入るのに400円、トロッコ往復400円・片道200円、でも、入浴券付き往復券は600円!フロに入ってトロッコ往復して600円!よし買いだ!でもねぇ・・・14:30で上がって、下りが15:40だと、向こうで1時間。お風呂入って休憩して1時間・・・ちょっと短くない?ってのは杞憂におわりました。
※車で湯ノ口まで行くことも可能です。
入鹿温泉の方がいわゆる静流荘で温泉プールや宿泊施設があります。そこからトロッコに乗って湯ノ口温泉へ。だいたい10分ほどですね。
東海じゃらんの日帰り温泉ランキング2位の湯ノ口温泉。東海地区でも1番南の端っこにあるここがランキング2位とは。高速降りてから1時間半はかかるとおもいますよ・・・それでもランクインするんだから、期待できますね♪
さあ、トコッコに乗って出発♪
papin以前に、亀岡のトロッコに乗った記憶がありますが、あちらはJRの線路にトロッコを乗せたものでいわゆる観光用トロッコですが、こちらは実際にバリバリ鉱山で使用されていた坑道にトロッコを走らせるというガチンコのトロッコ。いわゆるほんまもんです。ヨイトマケなのです。乗り心地も雰囲気もほんまもんです。リアリティ抜群♪
あ”あ”~暗いの怖いよ!狭いよ~!
papin世代の方ならこの面堂終太郎@うる星やつらの名言をご存知でしょう。トロッコスタートとともにトンネル突入。9/10がトンネルなので、景色眺望を楽しむというのはあまりありませんが、小さくてレトロなトロッコにガタゴロ揺られるのもなかなか。子ども達は異常に喜んでおります。
その昔、金山開発の頃使われていた実際の坑道を使ってるそうです。
いよいよ温泉ですよ~♪
お風呂内を撮影できませんので、パンフレットから。まずは露天風呂。川沿いに面した開放的な空間は、ほぼ川向こうから丸見え。いや厳密に言うと、上半身が丸見え的な。下半身は、垣根が隠してくれます。
※男性風呂はそうでしたが、女性風呂はよくわかりません。
その開放感よりも目に付くのが、注がれる湯の量。パンフレットの写真だと、しょぼい打たせ湯的な注ぎ方に見えますが、実際はドッバドバ。もうドバドバ注いで、ドバドバかけ流しにする。大げさに言うと、水道管破裂くらいの溢れ方でした(かなり大げさ)こんなにドバドバ放り込んでいるのをpapin他で見た記憶がありません。源泉温度45℃で、加水無し・加温無し・源泉かけ流しです。それだけでも素晴らしいのですが、何と
毎分1200Lの温泉が湧いてます!と温泉の中に張り紙が・・・ま、ま、ま、マジですか!?
内湯。シンプルな湯舟が1つ。
毎分1200Lの湯量というのをpapinは聞いたことがありません・・・1分間に200Lとか300Lでも豊富だな~って思うのに、1200Lって桁が違います!内湯ももちろんドバドバのかけ流し。加水無し・加温無し・源泉かけ流しなので、源泉温度45.5度はちょっと熱め。なので、あまり長く入れないと思います。内湯は、露天に比べると室内ということもありさらに熱く感じます。papinは出来るだけ長く入りたいので、温泉→水シャワー→温泉→水シャワーを連投してました。
写真とは違い、浴槽には温泉析出物とまではいきませんが、黄色い温泉成分が各所に見えます。
湯量はとっても豊富ですが、現代的な温泉レジャー施設というよりは、昔ながらの温泉といった雰囲気。湯舟も内風呂と露天の2ヶ所だけ。この風情は、papin的には大好きだけど、お客さんを増やそうと思うと、湯舟を増やすのもありじゃないかなぁ・・・湯量も豊富なんだし・・・papinの希望としては、ぜひ水風呂を用意して欲しい。そしたら、長くお湯に浸かれるから。なかなか行きにくいとこだし・・・まあこのお湯を400円で楽しめるだけでもラッキーかな。湯治客用の一人用バスタブもありました。
パンフレットによると、昔から湯治客が多い様子。それだけでもお湯の良さの証明だと思う。湯治客向けに、コテージなどは1泊6000円で共同調理室や洗濯干し場がある。確かに熱めの温泉だから、長湯できないので、何度も何度も入る方が効果的だろう。GWということもあり、どこも満室だったが、ぜひぜひここで湯治してみたい!papin、湯治には憧れておりまして、理想は、友人3人で行き、温泉→麻雀→温泉→麻雀・・・と一週間くらいやってみたいです。近畿で湯治できるところって知らなかったので、良い発見♪
友人曰く、アトピーの方も、ここに入った後は痒くならないそうです。
というわけで帰りのトロッコの時間に合わせて出る。タイミングよくというか、目立つようにアイスクリームが売っている。必然子ども達が欲しがる。仕方なく買う。子ども達はビジュアルに騙されてソフトクリームもどきのアイスを選ぶがいつでもどこでも大しておいしくない。パピコ最強♪
静流荘の駅。めっちゃレトロなんですよね~
ここは本当にええ温泉やわ~♪
湯ノ口温泉
三重県熊野市紀和町湯ノ口10
0597-97-1126
日帰り湯は、9:00~21:00
湯ノ口・湯の峰・川湯・渡瀬・十津川と南紀はいい温泉がいっぱいですね♪(住みたい・・・)
温泉の後、綺麗な景色を眺めに丸山千枚田へ。
この辺りでは、GW前後に田植えがなされます。この日は、まだ田植えはされていませんでしたが、水が張られていましたので、とても綺麗です。熊野市まで来られたら、ぜひ見ておきたいところですね。夕日狙いのカメラマンがたくさんおられましたよ。
丸山千枚田 観光三重のHP
この辺りを走っているとこういうのがところどころにあります。
無人販売所がいっぱい集まったところ。都会だと、自販機いっぱいのスペースみたいなもんですかね?かんきつ類がたくさんとれるところなので、格安で販売してます。だいたい1袋100円が相場っぽいです。そりゃそうだ、ここだと釣りが出ないから、そういう価格設定にしないと。
こういう風景も大好き。
そんなこんなで夕食はこちらへ。字で見ると納得だが、発音を聞くと、うがい薬のようなネーミングにプッ。
特にここで食べたいというよりは、食事をして、奈良へ帰る段取りの中で、ベストポジションにあったからって感じなんで。だから多くを求める気もありませんでしたが、どれも良心的な価格設定で助かります♪
なんと5月5日のこどもの日だからと、子供たちにソフトクリームをサービスしてくださった。嬉しい!めっちゃサプライズに子どもより、親の方が感動しちゃいます。優しいおばちゃん!ご馳走様でした~子ども達大喜び♪
カツ丼@680円。
すいません、グルメブロガーなのに、さんま寿司とかさば寿司とか、ここでしか食べれないようなものを頼まず、普通なの頼んじゃって・・・寿司の気分じゃなかったんです・・・ご飯をがっつり食べたいお年頃だったもんで・・・。おじいちゃんとおばあちゃんとおばちゃんの3人(入ったときは、2人で)で切り盛りだから、いっぱい頼むと順番に作るので時間かかります。でもそれって、ちゃんと注文受けてから作ってくれるって事だから嬉しい。急ぐ方には向かないかも・・・30分くらい待ったかなぁ・・・出されたカツ丼は、とびきりおいしいわけではないけど、普通にいける。カツが旨かったなぁ・・・。量も多くて、おなか一杯になるし。先輩が頼んだジャンボカツ丼なんて、フードファイターに出してもリアクション取れるくらいのサイズだった(ラーメン鉢から溢れるほど)。さんま寿司とかさば寿司などの名物から、ジャンボエビフライとかうどんやカレーも(カレー量多かった)。定食屋さんとして利用価値高い。
ちゃんと作ってくれるから、ゆっくり待ってあげてね♪
磯甚 熊野市物産協会の紹介ページ
三重県熊野市大泊町280-3
0597-88-2055
10:00~20:30
水曜休み
ここで食べて、山道突入!308号~169号線、まだ十津川越えの168号線よりはずっとずっと走りやすいが、熊野~七色~下北~上北は難所。まっすぐがほとんどないし、2車線ギリギリ。タイミングのよってでかいトラックも通るからなかなか進まないことも。山道が険しいから車酔いしやすい、それ対策もかねて、1日遊んで夜帰るパターンを取ってます。子ども達は、寝ちゃってますから、車酔いの心配は無いし、陽射しがないし、車が(昼よりも)少ないから快適に走れる。子どもが寝静まり、家内と2人っきりでデート気分・・・と思いきや、家内爆睡・・・ほぼタクシーの運転手状態・・・おかげで、磯甚から桜井までノンストップで2時間ちょいのラップを刻みました。特に飛ばしたわけではなく、前の車(熊野から桜井まで一緒でした・・・)について60kmくらいのペースですかね~とんでもなく遅い車もなく、順調に帰って来れました。途中、若干交互通行のところもありますが、アクセスに何の心配もいりませんよ♪
南紀と呼ばれるこのエリア、東海地区からのアクセスが向上している。本年に紀勢自動車道が紀伊長島まで開通し、来年度には尾鷲まで開通する。そうなれば、勢和多気から20分ほどで尾鷲に来れる(もっと早いか?)。さらに熊野新宮道路の工事現場が熊野の大泊に現れた。ああなったら出来るのは時間の問題とか地元の方が言ってた。もし尾鷲~熊野がつながれば、それこそ10分ちょいでいける。下手したら亀山から1時間圏内になるんじゃ・・・すごい。ただ、桜井→山道→熊野と、桜井→亀山→高速道路→熊野と、どっちを取るか迷うところ。最短距離で最安の山道と、走りやすい高速道路・・・行きは高速、帰りは山道って感じにしようかなぁ・・・南紀地域は雨の多いところで、土砂崩れなどで通行止めが発生した場合、命にかかわる道が通れないなんてことにもなりかねないので、早く整備を進めて欲しいです。papinが以前より提唱している奈良市内から十津川までの道をバッチリ整備すれば(1時間半で確実に着ける様に!)この南紀の湯(十津川・湯の峰・川湯・湯ノ口)が存分に楽しめるようになる。新幹線で大阪・京都→奈良市内観光→明日香観光→十津川温泉泊→十津川観光→熊野三社詣で→白浜や熊野市と十津川泊を基点に観光を組み立てられる。お客さんは源泉かけ流しの十津川温泉をゆっくり堪能できる。奈良観光の幅が広がるし、南部振興になる。お客が来れば、必然雇用が生まれる→過疎対策になる。さっさと市内から十津川までズドーンと道をぶち抜かんかい!!!(そしたら、湯ノ口まですーっと行きやすくなるやん!)これだけの温泉地を秘湯として置いとくのは、あまりに勿体無い!アクセス向上で、ガンガンお客さんこれるように、奈良・三重・和歌山3県協力してやりなさい!
三重も縦に広いですからね~♪
食いしんぼ。