さて暑い暑い真夏も真夏、猛暑のみぎり、東京へ。
あぢぃ~あぢぃ~あぢぃ~と蛇口をひねったように汗を垂らしながら歩いていると
あ、こんな渋いチャリンコで出前して欲しい!数ヶ月前とデジャブな光景。
デジャブじゃなくって、正真正銘、リピート店であります。店前には、「夏こそ天ぷら!」と書かれてました。
孤高の天ぷら職人が一人鎮座なさいます揚場。奥のまな板で仕込むネタを見ると、自然とヨダレが出ます。
江戸の華は、寿司天ぷら。とくれば、コレっきゃねぇだろぉ!こちとら江戸っ子でぇいっ
天丼。見ただけで涎が溢れます。蓋を開けたときの香りと熱気とビジュアル。このテンションは、インディージョーンズが財宝箱を開けるときと同じテンションだと大学教授が申しておった、ような気がします。
どーんと鎮座なさいますかき揚げ、とぐろを巻きかけているあなご、控えめな海老ちゃん。もう溜まらんです。胡麻油と丼つゆ、天ぷらの熱とご飯の熱、天ぷらの湯気とご飯の湯気、それぞれが蓋される事により渾然一体・天音の天丼となります。熱々なので、じっくりかみ締めながら食べましょう。
それぞれ素材の味が存分に引き出され、たまらん中でもこのアスパラを入れる当たり、ほんと憎い。ほんのり甘い、いや、めっちゃ甘い。このアスパラ天は、危険。もしpapinが海賊だとしたら、このアスパラ天は、人魚の歌声。天音の天丼に完全に引き込まれ、沈んでしまいます。ああ、海賊じゃなくって良かった。
圧搾ごま油1本で揚げる天ぷらです。
丼だけでなく、揚げ物コースも人気。
次回は、かき揚げ丼を食べたい。
親子丼というのも気になります。
店内は、本当に昭和レトロ。
石畳に水を打つ。使いこまれた店内は、日本人だけでなく、外国人も喜ぶでしょう。
天音の天丼にぜひ引きずり込まれて下さい。
大阪にもぜひ、こういう天丼を出すお店が出て欲しい。
天麩羅 天音
東京都中央区日本橋蛎殻町1-13-2
03-3666-0639
11:00-13:30 17:00-21:00
天音近くにある人形町で有名な親子丼屋さん。この暑さの中行列です。
天音は、親子丼屋のすぐ近くですよ~
腹ごなしのために、東京駅から歩くのも乙かも。この時期滝汗だけど^^;;;
食いしんぼ。